〚 暗記まるカードと、市販の暗記カードで勝負 〛


目次

【1】2種類のカードの違い 

【2】歴史問題テストの結果 

【3】生徒たちのコメント集 

【4】実施したテストの目的 

【5】結果から、分かったこと


-----------【1】2種類のカードの違い-----------

違いは、『問題と解答を同時に見て覚える』が、有るか無いかです。

⇩〚実際に使用した、、2種類のカード〛⇩

⇑ 上が『暗記まるカード』で、下は『市販の暗記カード』です。 ⇑

『覚える方法の違い』が分かる流れ図。

『暗記まるカード』の詳細はこちらです。


----------【2】歴史問題テストの結果 ----------

上の流れ図の違いで、歴史問題を覚えるテストの結果

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40人分相当の合計得点

各得点数は、中学2年生が、

20問を、10分で覚えるを、

実施・集計した結果です。

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暗記まるカード、 394点

(100点満点換算にすると、平均 65.7点)

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市販の暗記カード、372点

(100点満点換算にすると、平均 62点)

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----------【3】生徒たちのコメント集 -----------

生徒たちのコメント

2種類のカードによる歴史問題暗記テストのコメント 大きい方(暗記まるカード)小さい方(市販のカード)両方のカード、その他
単語帳を使った感想 普段の暗記方法
単語帳は使いずらい。ノートを使って覚えている。
思った以上に使いやすかった。ノートに書いて暗記している。
単語帳での暗記はほとんどできなかった。赤シートとオレンジのペンで暗記している。
小さい単語帳の方が覚えやすかった。赤のペンで書いて赤のシートでかくして暗記する
小さい単語帳は扱いやすく間違えたらすぐわかり最初に戻れる。赤シートや間違えた所を直している。
今度から単語帳を見ようと思った。プリントをそのまま見て覚える。
単語帳を使う事はあるけど、口に出したり、何日かに分けている。全然分からなかった、普段は書いて覚える。
覚えていたけど難しかった。ひたすら暗記。ノートに単語を書きまくる。
どっちの単語帳もたいしてかわらない。一回見たら答えを見て確認を繰り返す。
小さい単語帳の方が紙を折らなくてすむから使いやすい。紙に書いて意味なども一緒に暗記している。
単語は覚えられたが、年代は全くだめだった。書いて覚える。
ルーズリーフに赤シートで消えるペンを使って覚える。
小さい方が覚えやすかった。ワークなどを繰り返してやる。
思った以上に使いやすかった。小さい方が使いやすかった。教科書、ノートを赤シートで消して覚える。
とても使いやすかった。教科書を何分か見て覚える。
覚えやすかった。色ペンで夏期、赤シートでかくして学習。
単語帳は普通のプリントと比べて覚えにくいと感じた。普段は目で見て覚えている。
2つまとめて覚えられるので良かった。ひたすら頭の中で読む。できるたら暗唱、書く。
小さい方が使いやすかった。覚えるには小さい方がいい。いつもは大体書いて覚える。
小さい単語帳の方が覚えやすい。1通り目を通してから覚える。
覚えるまでやる。
年号と単語が同時に見られるので覚える時に効率が良かった。普段はテスト前に即席でノートと資料集を丸暗記。
出来事については定着した。年号はほとんど忘れてしまった。
普通に勉強するより簡単だった。
文字が大きくて見やすかった。赤シートを使用して問題をたくさん解く。
よかった。暗記はしません。
大きい単語帳の方が覚えやすかった。暗記マーカーを教科書に引いて書く。
表裏を利用して使いやすかった。書いて手で覚えます。
普段使ってなくてなれなかった。オレンジペンで暗記しています。
覚えるのがいつもよりはやかった。ノートを使って書きながら覚える。
小さい単語帳のほうがいい。難しい物をやる必要ない。ひたすら声に出してよむ、書く。
裏にこたえがあるのはすぐに答え合わせできて良い。テストのうらに書いて赤シートを使って覚える。
大きい方がわかりやすかった。いつも単語帳を使っていない。慣れればいい感じ。
問題を一つ一つ見ることができてよかった。線を引いてその場所を覚えるようにしている。
大きい単語帳の方が覚えやすかった。普段は書きながら暗記しています。
単語帳を使うとすぐに答えを見てしまった。赤シートでかくして暗記をしている。
全然覚えることができなかった。どのように暗記しているかわからない。
小さい方が書けた。書いて覚える。
出来事は以前やったことを掘り返して定着した。年号はすべてにおいて忘れた。
あまり使えなかった。使いずらい。プリントをそのまま見たり、ノートに書いて覚える。


----------【4】実施したテストの目的 ----------

テストの『目的』に付いて

特許となった暗記まるカードの、

問題と解答を同時に見て覚える』の効果が、

どのくらい有るのかを調べるため。

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市販の暗記カードとの違い

下図は、問題と解答を同一紙面上に表示した、覚える為のサンプル。


下図は、解答を折り込んだ状態で、問題のみが表示された、サンプル。

テストの結果


----------【5】結果から、分かったこと---------

①『問題と解答を見て覚える』の効果は、『10分で、平均3.7点』の差。

暗記まるカード』は、『10分間で、平均3.7点増』となった。


 通常、暗記カードや単語帳は、問題と解答を書き込むとこから始まり、解答を覚え、確認テストをし、得点で定着度を調べます。

 しかし、今回は、『問題と解答を同時に見て覚える効果』を試すテストでしたので、問題と解答は全て書き終えたというところから始まっております。

 よって、実際に問題と解答を書き込み、その後に、解答を覚え、確認テストをする場合とは、もう少し得点差が広がる可能性があります。



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②『歴史』より、『英語』の方が、得点差が出る可能性がある。    

歴史の年号より、英語のスペルを覚える方が難易度が高いので。    


 一般的に、何枚かのカードに問題と解答を書き終えた時点では、『解答は、あまり覚えていない』という人々が大多数です。 これは、『書き終えた』は、『覚えた』ではないからです。

 そして、市販の各カード場合、表面に問題、裏面に解答が書いてある為、解答を覚えるには、カードを何度も裏返し、 問題の裏面に書いた解答を見て覚える必要があります。

 よって、英語は日本語の歴史問題とは覚える難易度が異なる為、もう少し得点差が出る可能性があります。



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③暗記カード(単語帳)を使って覚えている生徒はほとんどいなかった。 

通常は、赤シートとオレンジのペンで暗記しているので。       


 歴史問題の暗記テストをした生徒たちは、中学2年生ということもあり、ほとんどの生徒たちが、テスト対策に、主として、赤色下敷きオレンジペンで暗記しているという実態が分かりました。

 この暗記法は、書く必要が無い為、テスト対策に、一時的に覚えておくには良い方法ですが、学んだことを覚え続け、知識として定着させるには不向きです。

 やはり、カードに書く内容を自らの手で最小限に絞り込み、知識として定着するまで暗記を繰り返す、暗記カードにシフトすることをお勧めします。



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